昨年秋頃から
ヌーハラが話題になりました
ご存知ですか?
ヌーハラ
ヌードル・ハラスメント
略してヌーハラ
直訳すれば
麺類嫌がらせ!?
いくつも定義はあるようですが
私は「麺をすする音」に絞って
書かせていただきます
外国人観光客が日本を訪れた際
ラーメンやソバをすする
「ズズッ」
という音で不快な思いをすることだそうです
私個人の感覚で書かせていただくと
日本の(江戸の?)文化なのだから
文化の違う外国人が
許せないとか
品がないというのは
何か違う気がします
日本人の知人が子供の頃
イギリスで生活していたとき
友人宅で出されたバナナを
手でむいて食べたら
Oh! Monkey!
と笑われたそうです
かなりショックだったそうで
きちんとテーブルマナーを
覚えようと思った
と語っていました
郷に入れば郷に従え
という言葉があります
それは
価値観の違いを認める
ことや
相手を尊重する
ことにも通じると思います
自分が文化なり習慣なりを
受け入れるかどうかは別にして
それまで時間をかけて
出来上がったものですから
外野が文句をいうのは
私には向いていません
なんでこんな話を出したかというと
私の回りで
ろくに調べもせずに入社した
会社への不満を口にする人
が多かったからです
先に書いておきますが
私は盲目的な社畜になれ
と言っているのではありません
あくまで
事前調査で分かることはあるだろう
と投げかけたいのです
就職して1年目は
多くの疑問にぶつかります
それまで知らなかった
新たな価値観や文化
に触れるためです
業界特有の文化がもあれば
企業特有の文化もあります
同じ組織でも部署により
文化は異なり
同じ部署でも世代により
考え方は異なります
同じ環境に長く居続けますと
新たな環境への適応が大変です
一般的にはその組織に長くいる人ほど
柔軟な対応は難しくなります
一番変化しやすいのは新入社員です
郷に入れば郷に従え(2回目)
少なくとも
なぜその文化になったのか
分からないうちは
企業文化に対して
文句は控えたほうが良さそうです
逆の立場ですと
大きなお世話でしかありません
どうしても文句を言いたいのであれば
せめて
相手のことを調べましょう
この会社を良くしたい
この業界を変えてやる!
とても素晴らしい心がけです
が、しかし
ろくに調べもせずに文句をいうと
ただの世間知らずとか
生意気なガキと思われ
相手にしてもらえません
そもそもヌーハラの話題は
年が明けてからされなくなりました
もしかしたら
意図的に作られた話題(ネタ)
なのかもしれませんが
入ってから嫌だと文句を言うよりも
入る前に心地よい場所か調べたほうが
自分にとっても相手にとっても
無駄なストレスを防げます
今日のまとめ
出来上がっている文化に
ケチをつけるよりも
自分と相性の良い文化を
探すほうが
お互い幸せになれます
もし調べたのに
相性が良くなかった場合は
自分の調査能力が低かったことを
認めましょう
失敗しなければ
成長もありません
どんどん行動しましょう
今日よりも
一歩進んだ明日となりますように