今日はレコーディングに
立ち会ってきました

先に書いておきますが
キャリア支援の仕事ではありません

弊社ではキャリア支援のほか
イベント関連の仕事もしています

というよりも
先代の本業がイベント企画なのです

 

ある地方自治体の
イメージソングを作るお手伝いで
レコーディングに立ち会いました

平成の大合併で
多くの自治体が合併しました

そんな自治体のうちの一つが

この先20年経っても
住民が知っているような有名人に
曲を作って頂きたい

そんな願いがあり
弊社がお手伝いすることとなりました

話が立ち上がったのは昨年2月
そう丸一年前のことです

 

自治体ですから
予算が限られています

お金ではなく名誉な仕事です

細かな打合せが何度もあり
昨年の秋に原曲ができました

そこからアレンジ(編曲)が入りました

ボーカルをどうするか
という話で二転三転あり

歌入れをお願いする方も決まり

最初の構想から
ほぼ1年経過した今日

完成しました!

無事に納品となりました

その最後の作業に立ち会えたのは
大変光栄なことだと感じています

都内の某スタジオには
歌手の方はもちろん

ディレクターや
スタッフの方も入ります

歌入れ自体は
1時間弱で終わりますが
そこから編集作業です

私には専門的なことは
まったく分かりませんが

PCを操作して
スピーカーから音が聞こえてきます

4分ほどの曲ですが
10回以上耳にしますと

さすがに違いに気づきます

作業の合間に
ディレクターからの指示が入り
30分ほどで曲が完成しました

完成品を聞くと
原曲の印象とはだいぶ異なりますし

歌手が歌っていたイメージとも
だいぶ異なります

異なると書きましたが

手が加わることで
少しずつ

素敵な曲へと

進化するのです

最後にディレクターの発した一言が
頭から離れませんでした

曲も、歌手ももちろん
素晴らしいのだけど

テレビもそう

ラジオもそう

音楽だってそう

編集者次第で

印象は良くも悪くもなるんですよ

 

昨年末
「月曜から夜ふかし」
という番組で

マツコ・デラックスさんが
ADさんに質問しました

「実際にオンエアされる人数の
何倍くらい声かけてるの?」

ディレクターは答えました

「10倍以上くらいは」

 

人気の深夜バラエティ番組で
あのクオリティを出すために

オンエアされる
10倍以上もの撮影をしています

就職活動で提出する
エントリーシートに

あなたはどれだけ
時間を費やしていますか?

そういえば私が制作した
「就カツ!」のマニュアルは

プロのテクニカルライターに
作ってもらいましたが

実作業時間で
60時間以上かかったそうです

昨年リリースした
「パン食べたいんだけど」のマニュアル

コストの関係で
すべて自分で作業しましたが

実作業時間で
100時間かかりました

もちろん
商品に対してお金をいただく

という責任を感じていた
からこその努力でしたが

就職だって同じようなもの

入社すれば
企業からお給料をもらいます

そのためのアピールに
どのくらいの準備をするか

もう一度考えてみても
良いのではないかと
思ったのでした

 

今日のまとめ

 

将来お給料をいただく
企業への応募書類に

 

あなたはどのくらい
時間をかけていますか?

編集する余地がない
程度の制作時間では

人の心に響く
応募書類はできません

 

今日よりも
一歩進んだ明日となりますように