まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

昨日、私の第11回・(2級)面接試験が終了しました。

この1年、悔しい想いと、3回目も不合格になったらどうしよう

そんな不安との闘いでした。

去年までと異なるのは、4月からの10か月間は、いくつもある担当業務の中で、キャリア・コンサルタント業務を中心にやらせてもらえたことでした。
これも、チームの理解があってこその成果だと感謝しています

では、忘れないうちに、昨日の実技(面接)試験を振り返っておきたいと思います。

今回の面接試験では、過去2回で記憶していた試験の流れをまとめていました。
ざっくり書きますと、集合時間から会場への移動までの流れ、そして試験開始から終了までの流れです。

そうそう、私は東京で受検したのですが、今回は控室の隣に待合室が用意されていましたね。
前回の受検で、集合時間の5分くらい前に到着したのですが、開場時刻までは部屋に入ることができず、廊下で待機するしかありませんでしたが、早めに到着した方へ配慮されていました。

第10回試験のとき(私が面接試験を受けた日だけかもしれませんが)、東京会場では16人を同時に実施していました。
1回あたり、2組ずつ同時に集合させていたので、会場には32人が集まります。

今日も同じくらいかなと思っていたのですが、なんと18人同時に処理していました
一度でも受検された方は、お分かりになると思うのですが、会場にはアルファベットが降られていますので、Aから始まり、今日はRまでとなっていました。(つまり用意された椅子は36個)
何人か欠席されている方がいましたが、論述試験を終えてすでにあきらめてしまっているのかもしれません。3万円近い受検料を支払っているのですから、腕試しで受けてみればいいのに、、、と他人事ながら心配している自分がいます。

さて、肝心の実技(面接)試験ですが、流れは第10回のときとまったく同じでした。

今回、私を会場まで案内してくださったのは女性の係員でした。初見で大学生ではないため、Iさんか、Tさんと判断。(椅子に座っている間、他の係員が歩いているのが見えるのですが、いかにも女子大生ぽい雰囲気の人もいらっしゃいました)
スーツを着ているので、Iさんかなぁと思いつつ、Tさんであることを祈る自分がいました。
何を隠そう、Iさんのケースは落としどころが一番難しいと考えていたのでした
Tさんだと、「何もできない」って前に進まない場合の情報提供を考えていたし、定年間近のHさんだと、収入がガクっと落ちてしまった場合の情報提供も調べていたので、頭の中では調べていた情報がグルグル回るんだけど、はっきり言って意味のないこと。

今回は偶数組でしたので、奇数組が終わるまで頭の中を整理する時間が与えられました。これまで2回とも奇数組で、すぐに呼ばれてしまったため、あれよあれよという間に試験が始まり撃沈でした。
この20分の余裕は、私にとっては正直ありがたい時間でした。というのも、一番苦手なIさんだったらどうしようか、、、と最悪の事態を想定して思いを巡らせていたからです。

いよいよ入室。毎度おなじみの説明があり、案内者が名札をくるりと裏返すと相談者に早変わり。嫌な予感は的中し、Iさんの名前が書かれていました。

自己紹介をして面談開始です。
過去2回の面接試験では、クライアントがなかなか話してくれないので焦ってしまったのですが、今回は自分の質問に対してスラスラと答えてくれました。なんか拍子抜け。
こちらも調子に乗って、中身を引き出す質問を何度かしてから一旦整理し、いよいよ問題把握のための質問タイムへと移ります。
あまり自信過剰になりたくないのですが、もしかすると質問の仕方が上手になったのかもしれないと錯覚したいして、、、

事前にもらっているロールプレイ・ケース内容には書かれていない情報を引き出しつつ、気になる部分は突っ込んでみたりして、10分経過したあたりでは相談者がまず動き出さなければいけないポイント(落としどころ)は一点に絞り込まれました。
しかし、このまま突っ走ってしまうと、相談者
役に拒否されてしまう可能性があるので、ジワジワと外堀から埋めていかなければなりません。

案の定、正面突破しようとしたら拒否されてしまったので仕切り直し。ここで、ケース内容に書いてあるけれど、まだ話してもらえていない情報を引っ張ることにしました。
(会社の方針で、、、、初めて、、、のところ)
他にも、問題解決のリミット設定について上司から言われた言葉をもとに、行動の第一歩を提案し、相談者が少しずつ動き出せるような雰囲気を感じるようになりました。

初回、2回目の受検では気づかなかったのですが、相談者役はケース内容に書かれていることを上手に隠しながら相談内容を一気に話してきます。
なので、ケース内容をもとに勉強会などをしていると、話されていない情報を知っているかのような錯覚に陥る方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、17分くらいのところで次回の面談について約束することになりました。
その後、まだ時間が余っていたので、相談者に本日の面談内容について感想をお聞きすることができました。
残り1分ほどありましたので、私からも簡単に振り返り、数十秒を残して面談終了です。

時間配分としては、かなりいい感じだったと思います。
その後、恐怖の口頭試問。

質問は全部で4つでした。
・ロールプレイを振り返って、良かった点、改善したい点
・相談者との関係構築はできたか?
・相談者の問題(論述のQ1)と、コンサルタント視点の問題(論述のQ2)
・問題解決のための目標(論述のQ3-①)と、具体的方策(論述のQ3-②)

前半の2つは、論述では測ることができないものなので、カウンセリングスキルをどの程度客観的に捉えているかをしっかり答える必要があると感じました。
後半の2つは、論述試験と同じものです。直前にやりとりした会話をもとに、どの程度理解しているのかを明確にします。

直前まで緊張がありましたが、試験が始まってしまえば時計の針は止まりませんので、自分を信じて目の前のクライアントに集中するしかありません。

うまくいくときはこんなものかなぁ、、、という思いがある一方で、後半は話がグルグル回ってしまう相談者をやや強引に引っ張りすぎたかもしれないという思いもあります。

泣いても笑っても、結果は44日後に出ますので、しばらくは目の前の仕事に集中していくことにします。
講習会に参加した方の中で、2月15日という方が一番最後だったので、あと2週間あるわけですね。受検する人も大変ですが、協議会の職員も毎週土日出勤でプライベートの調整が大変かもしれません。

毎回、試験を受けるたびに成長を感じているので、今度こそ合格したいものです。


第11回 2級キャリア・コンサルティング技能検定の結果発表まで
あと44日です

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