キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
今日は、webで見つけた興味深い記事から書かせていただきます。
NEWSポストセブン 2013年4月13日 16:00
就活生 面接で「初対面の他人に自分のことを話す義務ない」
という記事です。
私が、今の仕事に携わるようになったのは平成7年ですが、平成不況(バブル崩壊)から少しずつ前をむこうという感触が得られた時期でした。
平成15年から7年ほど、大学生を相手にキャリア指導をしておりましたが、卒業生の実績を評価してくださっている企業からは、筆記試験のみ、面接試験のみ、という選考で内定をいただけるという時代もありました。
指導する立場としても、ペーパー重視派、面接重視派という学生の特徴を把握したうえで、内定に結びつきやすい企業を紹介するなど配慮していました。
しかし、ここ数年は筆記試験で最低限必要な水準に達しているかをチェックし、そこで足切りします。
面接試験では、現場の責任者(またはリーダークラス)、現場の若手社員を同席させる一次面接。
この人と一緒に仕事してもいいというレベルの人間性を確認してから、管理職や役員との面接へと進むことができるのです。経営者クラスの観点は、将来性です。その人物の伸びしろを面接の中から判断します。
面接というのは、入社を希望するための試験ですから、相手(企業)に受け入れていただけることが大きなポイントになってきます。
嘘はもちろんダメですが、自分のことを正しく理解していただけるための努力を惜しんではいけないと考えています。
正しく理解していただいたうえで不採用になれば、それは仕方のないこと。
でも、誤解された状態での不採用だとすると悔いが残ります。
職場とは、家族よりも多くの時間を過ごす場所になりうるわけですから、気持ちよく過ごせない人を迎え入れたいとは思えないですよね。
そんな中、面接で自分のことを語る義務はないと言い切ってしまった方は、面接という場面で求められていることを理解しておらず不採用となりました。
もしかしたら、その考えを受け入れてもらえる組織があるのかもしれませんが、そんなに多くは存在しないでしょうし、就職活動はかなり難航するのではないかと心配になってしまいます。
少なくとも、私の経験では、ご紹介できる企業はありません
長い期間、一緒に過ごすパートナーを探すわけですから、就活も婚活も同じくらい慎重に動いていただきたいものです。

土日でも、ゆうゆう窓口(集配しているなど大きな郵便局)ならば24時間受付しています。
月曜日の消印の方はとても多いと思うので、可能でしたら本日中に願書郵送することをおススメします。
