まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
私の子供が高校受験生ということで、受験勉強というキーワードに対し、自分の人生以上に関心を持ってしまうときがあります。
昨日の日経新聞・社会面では、「ヒップホップで若者支援」という見出しがあり、米国で中高生を対象にしたダンスによる就業訓練や学業支援を展開していることについて触れられていました。
記事の中では、学業に対し真剣にとり組まない生徒たちへの対応に苦しんでいたとき、文化祭の余興で披露したダンスが、生徒たちの目の色を変えたと書かれています。
特に日本の親は、「勉強をしっかりやるように」という(感じる)事が多いのではないかと感じるのですが、大切なのは集中力をどうやって上げることが出来るかとか、どうやって時間を計画的に使えるかとかであり、勉強もただ時間をかければいいのではなく、効率よく集中して臨むというやり方がポイントになります。
ヒップホップも、たまたま生徒たちが関心を持ってくれたので就業訓練や勉強習慣の向上へとつなぐことができたのでしょう。私たちも、クライアントの関心事に純粋な関心を抱いてカウンセリングすると、思わぬ発見があるかもしれません。
この週末で、現在高校一年生の受験勉強について驚いたことがありました。
その子は、15分という単位で勉強を行っていたらしく、16分の空き時間ができるとおもむろに勉強を始めたのだそうです。逆に、15分未満の空き時間では効果が低いため勉強はしなかったそうです。
ここですごいのは、中学3年生が、15分単位で勉強の区切りを設定できるというところです。これは将来の仕事にもつながることですが、作業に対する時間の見積りができることを表していますし、15分単位で作業できる仕事を切り分ける(用意する)ことができることでもあります。
ただ勉強をするという習慣だけではなく、勉強時間に何をすべきかまで理解しているなら、社会で求められている能力を身に着けているといっても過言ではないと感じました。
平成25年度(後期) キャリア・コンサルティング技能検定の受検申請期間中です
10月8日(火)の消印有効ですが、特例講習による学科試験免除が適用される最後の試験なので、申し込みはお早目に