キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

最近の学生は、授業の板書を写メする(携帯電話やスマートフォンで撮影し、メールなどで共有する)のが当たり前なのだとか。

私の職場でも、講義が終わり先生が消そうとしたから、「先生ちょっと待って!」と言いながらスマートフォンでホワイトボードの撮影会が始まるのだそうです。

昨日の日経新聞・総合面には、「ネット依存、中高生51万人」という記事があり、注目しました。
記事では、携帯電話やパソコンに没頭する「インターネット依存」の中高生は全国で推計51万8千人に上ることが調査で分かったと書かれています。
依存が強いほど、睡眠時間が短くなることも判明し、「ネット依存が健康に悪影響を与えている」と警鐘を鳴らしています。

関連記事が、社会面にも書かれていたので、そちらも読ませていただきましたが、生活の合間にネットにつなぐのではなく、ネット中心の生活になってしまっていることが浮き彫りになっています。

就職活動でも、エントリーシートの提出や、メールアドレス、携帯電話など、インターネットなしでは求職活動もままなりません。加えて、仲間との情報共有も大きな武器になります。
一方で、必要に迫られて始めたインターネットが、自身の生活へと浸透し、気づいたときには支配されている、そんな若者も目立ちます。

情報リテラシーが技術に追いついていない時代ですから、自衛策を講じる必要があるのではないかと強く感じます。

自動車の普及により運動不足の中年が増え、今では一駅手前から歩いて帰ることも珍しくない時代です。
そのうち、インターネットに意図的に接続しない日を設ける大人が増える日も、そう遠くないのかもしれません。