キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
この時期、就職活動の意識付けが十分ではないクライアントとお会いして、一番困るのは方向性のブレです。
方向性がズレていると、就職活動を進めていく中で本人が困ることになるため、かなり時間をかけて対応するわけですが、聴き取った希望が、実は自分の本心ではないということが少なくありません。
自分の希望ではないとすると、誰の希望なのでしょうか?
多くの場合は、親(母親が多い)です。
親の価値基準は、数十年前に成功した企業モデルがベースになっていることが多く、国内のS社、P社などが落ち込んでいる現在でも、メーカー神話を信じていたりします。
中には、20年前はこういう就職活動で成功したのだから、あなたもそうしなさいと押し付ける親もいます。
まだ経験の少ない若者は、方向性がはっきりしている親世代の考えに感化されやすく、そこまで言うならば、、、と自分の希望を封印し、親の希望をかなえようとしていきます。
結果は、せっかく内定を得ても辞退することになったり、入社することになっても続かなかったりするのです。
自分の人生なのですから、きちんと自分で考え、最終的な決断は自分でできるよう、誘導してあげたいものです。
キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技試験の申込締切まで
あと5日

キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技(論述)試験まで、
あと64日
