キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
昨日は、筆記試験(学科、論述)での服装や持ち物について触れましたが、今日は面接試験について述べたいと思います。
面接試験で求められているものを確認しておきましょう。(リンクは、受検票の同封物です)
その中には、「学生、社会人その他様々な人を対象にしたキャリア相談窓口において」と書かれています。
つまり、対象は幅広いんですね。
こうなると、面接試験でカジュアルな服装というのは、好ましいとは言えないでしょう。
きちんとした対応をしてくれるコンサルタントというのは、第一印象からきちんとしていることが求められると私は考えます。
普段、私の職場ではカウンセリング業務だけではなく、技術指導なども行っているため、作業着で対応することが多いのですが、外部の方とお会いする場面ではネクタイを締めますし、スーツも着ます。
実際の業務では、臨機応変に対応すればよいのでしょうが、面接試験という位置づけからすると、男性も女性もフォーマルな服装が好ましいのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、面接試験のとき、私は黒系でピンストライプが入ったスーツでした。
ワイシャツは、白でネクタイは黄色系。
あまり地味になりすぎないよう、全体のバランスを考えて、ネクタイを明るめにしました。
それが、試験にどんな影響を与えるかというのは正直分からないのですが、
不潔(髪がボサボサ、汚い、女性ならば雑なメイク、派手なメイクなど)
だらしない格好(しわしわのスーツ、Yシャツ、変な色の靴下など)
というのは、マイナスイメージになるでしょう。
だって、そんなキャリア・コンサルタントに当たってしまったとしたら、クライアントとしては残念に感じますよね。
面接試験では、試験官が客観的事実に基づいて採点するわけですが、
誰が聴いても明らかに明確な正解ではないとき、試験官の裁量も影響するでしょう。
印象を良くするための努力は決して無駄にはならないと私は考えます。
これらは、一朝一夕ででき上がるものではありません。
日々の生活、仕事に対する姿勢、努力の積み重ねが、人となりになって試験官へ伝わるものです。
試験にだけ通用する小手先の準備ではなく、試験に落ちたとしても今後のキャリア・コンサルタントとして役立つものを身に着けていただきたいと願っています。