キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

さて、今日は残りの2教科について触れたいと思います。

2 相談実施等に係る諸理論及び諸制度
3 相談実施技法

科目は違うけれど、勉強していると内容が重複する部分があります。
なので、この2科目を合わせて、さらに分野別に切り分けてみました。

A.キャリア理論、カウンセリング理論 (6問程度)
B.自己理解、仕事理解 (6問程度)
C.職業能力開発、雇用管理、労働市場、労働法規 (11~13問程度)
D.メンタルヘルス (3問程度)
E.ライフステージと発達課題、キャリアの転機、相談者の類型的・個人的特性 (5~6問程度)
F.相談実施の基本的スキル、相談実施過程 (6問程度)

第3回~第7回(学科試験は奇数回のみ実施なので、3回分)の試験では、上記A~Fの配分はすべて同じでした。
しかし、第9回では、変わっていましたので、出題傾向は常に変化する可能性があることを覚えておきましょう。

そのうえで、自分の苦手分野から学習していくことをオススメします。
なぜならば、得意分野(とっつきやすい分野)は、試験前の数日で詰め込めばなんとかなる可能性が高いのに対し、
苦手分野を短期間で克服するのは厳しいためです。

ですから、何度も書いているように、時間に余裕があるうちに試験勉強のスケジュールをしっかり立てることが重要になってきます。

もう少し、マクロに(大きな塊で)とらえてみましょう。

A.2-①キャリア理論、2-②カウンセリング理論 (6問程度)
E.2-⑩ライフステージと発達課題、2-⑪キャリアの転機、2-⑫相談者の類型的・個人的特性 (5~6問程度)
この2つは、「人物」「理論」「技法」などが含まれています。
出題の意図は違っても、同じ人物が違う項目で出題されるため、初めのうちは混乱しやすいところかもしれません
どこから手をつけてよいか分からない方は、ここから挑んでみてはいかがでしょうか?

今回(第9回)の試験で、キャリア理論から4問出題されましたが、全問正解
しかし、カウンセリング理論から出題された3問は全滅でした
自分の得意な人物、理論が出題されればいいのですが、逆のパターンだとハマるということです。

B.2-③自己理解、2-④仕事理解 (6問程度)
ここは、心理アセスメント、職業検索ツールなどに関する問題が目立ちます。
問題数としては多いとは言えないのですが、
VPI(職業興味検査)、VRT(職業レディネステスト)
GATB(職業適性検査)、キャリアインサイト、キャリアインサイトMCなど
現場で利用されるツールに対する理解を深めておくと、
実技試験(論述、面接の両方)で生きてくる場面があると考えています。

私は、論述試験のときに、ホランド理論(RIASEC)で、3レターコードのどれに当てはまるか?
というような視点で臨みましたが、クライアントを客観的にとらえる一つの手法だと思います。


続きは、次回に書きたいと思います。