キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
昨晩は、仕事の後最終レッスンを受けてきました。
ここにきてようやく、自分の弱点が見えてきたような気がしますが、泣いても笑っても明日の午後には面接試験です。
そこで、今からでもできる面接試験のチェックポイントについて触れてみようと思います。
キャリア・コンサルティング技能検定も、今回で第10回となり、合格者がある程度増えてくると、採点基準も精査され、合格/不合格の線引きが明確になってきます。
そこで、面接試験の中でステージを切り替えるキーワードを明確に話しているか確認しておきましょう。
自己紹介については、無くてもいいようなwebページを見かけたことがありますが、私は入れたいと思います。
私、キャリア・コンサルタントのじゅんと申します。よろしくお願いいたします。
○○さんは、今日はどのようなご相談でいらっしゃいましたか?
この質問で、まずはクライアントの話を聴く、傾聴のステージがスタートします。
前回の実技試験の記憶をたどると、約1分ほどで事前に提示されているロールプレイケース内容とほぼ同じものがクライアントから離されます。
相槌、繰り返しによる受容や、承認を交えながら、クライアントの言葉に耳を傾けます。
ここでの仕事は、主訴の把握です。
クライアントの一連の発言で主訴を把握できていれば、主訴の確認をするために受検者が一旦まとめます。
主訴がまだ把握できていないと感じていれば、いくつか質問をして、把握をしていきます。
ここまでの流れの中で、クライアントの気持ちに寄り添い、関係構築を深めていくことが大切です。
ここまでのお話をまとめてよろしいでしょうか?
~~~~~~~~~~~~ということですね。
クライアントが同意してくれればいいのですが、同意してくれない場合は主訴の把握が甘いということになります。
主訴の把握という作業と同時進行で、論述試験の問2に相当する内容を頭の中で整理しておきます。
つまり、クライアント自身が気づいていない問題の整理です。クライアントがすべての問題を客観的に把握しているならば、答えは簡単なのですが、試験である以上は気づいていない問題点が存在し、その部分に受検者が気づけるかどうかというのは採点の項目に入っていることでしょう。
この部分は、問題解決の方策を示す中で必要となります。
ここまで把握できたら、あとは具体的な方策を提示し、解決に向けて展開していくことになります。
受検者が、問題や方向性を明確にとらえていたとしても、検定ではクライアントが答えに気づき方向性を自己決定することがポイントになるので、コーチングで焦りすぎないよう心掛けたいところです。
過去の受検者とお話をする機会がありましたが、第4回くらいまでに合格されている方は、20分で面談が終了しなくても合格していたようです。その頃は口頭試問で時間が足りなかった内容について伝えることができれば大丈夫だったという話も耳にしました。
一方、第8回くらいに合格された方の話で、20分できちんと具体的方策まで提示して、収束できないと合格ラインには達しないという意見もありました。(同じ内容は、試験対策をされている有資格者からも聴きました)
採点基準が公開されていませんので、すべて憶測ではありますが参考になりました。
ということで、検定の性質上、20分の中で、きちんと収束(クロージング)までできるようテンポよくやりとりすることが必要となります。
私が前回ダメだったのは、クロージングが意識されていない点です。主訴を把握した後で、コーチングになかなか移れず、試験中に焦っている自分を感じていました。案の定、クロージングの途中で時間切れとなってしまいました。
この反省点を生かして、面接試験は15分という制限として捉えておきたいと思います。なぜならば、試験本番で、そんなにテンポよく面談できるとは限りませんし、時間に余裕があれば、クライアントの想いをより深くくみ取ることができるかもしれません。
面談の最後には、
今日の面談で、○○さんが相談したいと考えていた内容はお話しできましたか?
という質問で、「もやもやしていたものがすっきりしました」とか、「さっそく明日から頑張ってみたいと思います」というような前向きな言葉が引き出せると面談としてはうまくいったのではないかと思います。
(採点でどう評価されるかは別ですけどね)
さて、残り時間はわ
ずかですが、事前に公開されている5パターンのケースから想定される主訴の洗い出しをしていこうと思います。
