キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

国内での発展に限界を感じ、海外で活躍する若者が増えている中、昨日の日経新聞・特集面では海外に留学した大学生との座談会が載せられていました。

もともと日本独自の文化もあり、受験勉強も独特なスタイルなので、日本の大学で評価され、国内企業に就職しても海外では通用しないといった声はよく耳にします。

では何が違うのでしょうか?
まず、言葉が違います。日本語を母国語として自由に使いこなせたとしても、海外では最低限英語でコミュニケーションが取れなければ大切なことは伝えることができません。

また、文化が違う環境に身を置くことで、これまで(大学生の場合は概ね20歳前後)培った常識が、いかに狭い範囲でしか通用しないことに気づきます。
記事の中でも、日本では空気を読むことが誠実さにつながるが、海外では言葉で自分の意思をアピールすることが誠実さにつながるのだと述べられていました。

留学することで、就職活動に関して時間的制約が生じることについて気にする人もいるようですが、海外では1~2歳の年齢差は関係ないと体験を語っています。
私も、日本の規格に合わせて受験勉強や、就職活動を行っていたところで、日本が経済的に苦しんでしまうと他国に頼らざるを得ないわけですから、あまり国内のやり方に固執せず、一度外の空気を吸ってくるのも悪くないのではないかと考えます。
記事の最後には、まずは日本という快適なカラを破る勇気を持ってほしいと締められていました。

環境を変えることで、新しい発想やエネルギーを得ることはたくさんあるはずです。
私も、貪欲にやりたいことを追い求めていきたいと改めて感じた記事でした。

第10回 2級キャリアコンサルティング技能検定の合格発表まで
あと12日