まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
日本に限らず、世界中を見渡しても、男性中心の社会の方が圧倒的に多いわけですが、サービス業など女性の影響力が強い業種も存在します。
昨日の日経新聞・総合面、「迫真 農業再興の旗手 男も女も関係ない」という見出しが目に留まりました。
現在静岡県でイチゴ栽培をされている女性(36歳)は、大学時代に就農活動で「女性はいらない。労働力にならないから」と断られ、他の農家にない何かを手に入れておかないとダメであることを痛感したそうです。
就農するという狭い視点だと、とにかく農家と関わらなければとこだわってしまいがちですが、農業という広い視点に立ち、青果物卸で流通の現実を知り、食品商社で産物をどこに売るかということを学び、4年前に就農したとのことです。
昨日のハケンに関する記事と少し似ているのは、目的を達成するための道筋をどこまで描けているのかということです。
この方は、労働力という視点で男性が圧倒的に有利な農業に女性が携わるには何が必要とされているのかを分析し、2つの業界で回り道をして目標を達成しました。
新卒の就職活動でも、現時点でのキャリアパスをどれくらい具体的に持っているかを見られることが多く、5年後・10年後の目標を描けていれば、たとえ目の前に壁があろうとも乗り越えたり、回り道したりと行動できるお手本だと感じます。
実は、職場で上司に提出するキャリアプランシートというのがあるのですが、先日5年後・10年後の自分の目標を書かせていただきました。
自分で作業した経験があると、カウンセリングをするときにも役立つと考え真剣に臨みました。
平成25年度(後期) キャリア・コンサルティング技能検定の受検申請期間中です
10月8日(火)の消印有効ですが、特例講習による学科試験免除が適用される最後の試験なので、申し込みはお早目に