キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
本日は、昨日の日経新聞・大学面の「就活 さあ仕切り直し」という記事に注目しました。
昨年12月に、2014年3月卒業生の就職活動が開始されました。
半年経過した時点で、大手企業の採用活動はピークを過ぎたようですが、中小企業の採用活動はこれからが本番です。
というのも、大手企業からの内定を得られる学生には限りがありますので、現時点で内々定・内定をもらえない学生は活動の幅を広げていかなければなりません。
先日、WBS(ワールド・ビジネス・サテライト)でも取り上げられていた内容と重複しますが、東洋大学では5月中旬に4日連続で中堅企業など60社を学内に招き合同企業説明会を開催したようです。
私も10代の頃は、テレビCMで流れている会社以外の企業は知らないくらいでしたが、最近の若者もTV、映画、インターネット等から得られる情報以外にはあまりアンテナを広げていないようです。
知らないからという理由で、応募しない学生のなんと多いことか、、、
就職活動の前に、
・自己理解をして、自分の客観的な能力をとらえる
・仕事理解をして、自分の進むべき道を決める
→ 自分の興味、能力を把握したうえで、「仕事」「業界」「会社」へと絞り込む
というプロセスが欠かせません。
早いところでは大学1年生からキャリア教育を取り入れているようですが、
大学1年というよりも、入学ガイダンスの時点で就職を視野に入れなければ
就職活動が始まった時に素早い活動はとれないでしょう。
企業も、新卒一括採用・終身雇用制度の名残が残っていますし
学校も新しい活動方法を模索しているところです。
採用活動の過渡期だからこそ、日ごろから企業とのパイプを強めていき、社会ニーズに合った教育を施していくべき時代ではないかと思います。
