キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
「ゆとり」世代以降、学力の低下が止まらないという話をよく耳にします。 平成生まれの子供たちは、物心ついたときには携帯電話が普及していました。 この「便利」により、私たちの生活は楽をしながら以前と同等以上の快適さを手に入れました。 (高校卒業者の)大学全入時代に突入し、目的がないまま大学に進学する子供たちが増えました。さらには学部を卒業しても就職できなかったり、社会に出たくないという理由で大学院進学をする子供もいます。 その根底に流れているのは、考えなくとも不便ではない日常にあるのではないかと考えています。
本日は、昨日の日経新聞(夕刊)、「少人数ゼミ 高校でも」という記事に注目しました。
学力が低下したことを嘆くより、なぜ学力が低下するのかを考えるほうが意味がありますね。
子供たちが持ち歩くほどではありませんでしたが、確実に「便利」の波が押し寄せていました。
過去(もう、あの頃)には戻れないという言葉をよく耳にするようになりました。
先人の知恵を頼りに、次の行動を決めていく傾向が強く、子育てでも同様の傾向が見られます。記事の中では、大学のゼミ形式の授業を高校でも取り入れる動きが広がり始めたと書かれていました。40人学級ではサボることもできますが、少人数制で研究志向を取り入れることで、論理的思考を養う環境となり、発表会という経験からプレゼンテーション能力を育成することになるのだとか。
便利の普及と、合理化の推進により、時代の変化が速くなっていますから、時代の変化についていける思考を養ってもらいたいものです。
キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技(論述)試験まで、
あと8日
