キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

ちょうど1週間前に梅雨が明け、厳しい暑さが続いていますが、学生の就職活動はまだまだ続きます。
そんな中、昨日の日経新聞・1面で「働く女性、20~30代の7割」という見出しに注目しました。

日本や韓国では、子育て世代の女性の離職が目立つため、仕事を持つ女性の割合が、20代後半~30代にかけて下がっている、いわゆる「M字カーブ」が特徴でした。
総務省が、7月12日に発表した、2012年の就業構造基本調査によると、20~39歳の女性のうち働く人の割合が69.8%と過去最高を更新しています。

記事の中でも、M字カーブの解消という言葉が使われており、この世代の女性が働くことを前向きにとらえています。一方で、夫の年収別の就業率を見たときに、夫の年収が250~299万円の世帯で65.8%の有業率という結果は、家計を賄うために働かざるを得ない状況を示しています。

制度が変わることに期待しても仕方がないので、人生のキャリアパスについて幼いころから考えられるような環境を整えることが、働く世代の意識改革につながり、ひいては安定した雇用へとつながるのではないかと考えています。