キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

職場の引っ越しがあり、土日にお休みをいただけるのも今週が最後かもしれません。
上司は、休日出勤をしないでいいよう助けてくれていますが、果たしてどうなることやら

さて、昨日も新しく立ち上げる職場に出向き、準備作業をしていたのですが、
その中で、就職力スキルアップ講座というものを企画しなければなりません。

ようは、これまで就職活動というイベントに全く興味がなかった人を短期間で社会人として恥ずかしくない程度のレベルまで教育するという講座です。

担当職員と打ち合わせをしている中で、一般的な講師と、優れた講師は、何が違うのだろうという話になりました。
雑談の域ではありますが、一つ明確になったのは、記憶に残る指導ができるという点でした。

たとえば、おじぎの動作をとってみても、一般的な講師は「30゜の角度で頭を下げてください」というのに対し、優れた講師は「150cm先が見えなくなるまで頭を下げましょう」と言います。

この150cmという指示は、明確に数値化されたもの
であるということです。
確かに30゜という角度も数値化はされていますが、誰かが横から見たときに30゜であることを確認できるだけで、当の本人は「いま何度まで頭を下げているか」というのは分からないですよね。
150cm先が見えなくなるというのは、練習で床に線を引くなどして練習する必要がありますが、繰り返していくうちに、床に線を引かなくても体が覚えてくれます。

本人がやる気になれば、どこでも練習することができるのです。
すべての指示が数値化できるわけではありませんが、伝えたい内容によっては格段に理解度が上がるということは知っておきたいですね

キャリア・コンサルタントとして普段は聴く側であることが多いのですが、場面によってはインストラクタとして教える場面もあるので、仕事をしながら表現力も磨くことができるのは恵まれていると感じました。

キャリア・コンサルティング技能検定 第9回 2級試験の合格発表まで、
あと12日