キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

昨日の日経新聞(夕刊)の記事です。

4月入って定年退職になり、これからどうすればいいか戸惑っている人に対する言葉。
もっと早くから趣味に時間を使うなどして準備をしていればよかったのに」とアドバイスする人がいるが、今さらそう言われても困ってしまう。(一部新聞記事より抜粋)
と述べられてしました。

ようするに、過去を振り返って悩んでいることが多いのだが、過去は書き換えられないので、今から先の問題に目を向けて取り組んではどうか?
という流れで話が進んでいます。

他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。
エリック・バーン博士の言葉ですが、今のところ時間軸は前にしか進まないのですから、過去を振り返るのもほどほどにしたほうがよいようです。

これは、何も定年退職を迎えて目標が見つからない人にだけ当てはまるものではありません。
まさに、これから就職活動をする方に当てはまるのではないでしょうか。

それも、新卒者だけではなく、これまで正規雇用に就けなかった人だって、この先どうしたいのかという自分の気持ちを大事に、これから先どうすればよいのかという視点で考えたほうが、はるかに自分にとってプラスになるような気がします。

私も、振り返って後悔することは少なくないのですが、35歳くらいからでしょうか、肩の力を抜いて未来のことを考えられるようになってきました。
自分の年輪を重ねることが楽しくなってきた今日このごろです。

キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技(論述)試験まで、
あと78日