まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

以前にも同じようなことを書きましたが、日本での就職活動というのは、「職を得るのではなく、雇用してもらえる会社を探す」ということを指しています。
終身雇用という幻想を捨てられず、長く安定した雇用を求めて、自分の能力を顧みずに就職(就社?)活動をしている方が目立ちます。

欧米では、就職という言葉通り、雇用契約に際して「求められている仕事(成果)」と、「賃金(待遇)」が明確になっており、多くは有期契約であるため、成果が出せなければ給与保証はおろか継続して働くこともできません。
外資系企業の方に聞くと、かなりシビアな現状で、金曜日の終業10分前に上司に呼び出され、その日で雇用契約が解除されることを通告されるというのは(頻繁ではないにせよ)珍しい話ではないとのことです。

日本では、バブルのツケがまだまだ残っており、こんな管理職に悩んでいる組織もあるそうですから、困ったものです。

米国で9年間勤めてから帰国した友人の口癖は、「今あるチャンスが明日もあると思うな!」、「いま目の前のことに全力を尽くせ!」です。
日本的ではない尖った人材なので、賛否はあるようですが、確実に求められた成果をだし、かつチームとしての底上げまで考えているため、組織のトップからは信頼されているようでした。

経済が右肩上がりで成長している時代をいつまでも追い続けないで、そろそろ現実的なやり方へとシフトしていきたいものです。

平成25年度(後期) キャリア・コンサルティング技能検定の受検申請期間中です
10月8日(火)の消印有効ですが、特例講習による学科試験免除が適用される最後の試験なので、申し込みはお早目に