キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
仕事を探しているのは、何も若者だけではありません。
日本の雇用問題に大きくかかわっている保育の問題は、長年解決されないまま時間だけが過ぎているような気がします。
私の子供が生まれた頃、人口20万人規模のベッドタウンに住んでいましたが、4月に保育園への入園後3か月以内に仕事に就けば子供を預けることが可能でした。
これが都市部だと、待機児童がとても多いので、まず仕事に就いていることが優先で、子供を預けてから仕事を探す人は優先順位が低く、保育料の安い認可保育所へ子供を預けることができないのです。
そうなると、国の補助のない各自治体独自の認定基準の保育所に預けるか、民間の保育所に預けることになります。その場合、費用は2倍~3倍となります。
つまり、大企業や公務員など、もともと共働きで産休・育休している人たちはフルタイムの雇用が確保されているため、認可保育所への入所が優先されるというシステムで、経済的に厳しいなど、これから子供を預けてでも働かなければならない人たちは仕事に就くことができないという悪循環なのです。
そんな制度にママたちが異議申し立て、「ママ一揆」という記事を昨日の日経新聞で見つけました。
就活、婚活ならぬ保活(ホカツ)で苦労するママたち。
中には、ひとり親になることで(偽装離婚?)保育所に入りやすくするという裏ワザもあるようです。
これからのキャリア・コンサルタントには、幅広い情報収集が求められていると感じた記事でした。
キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技試験の受付開始まで
あと4日

キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技(論述)試験まで、
あと76日
