キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
学生・生徒に対して講義をしていると、全員が起きているケースは珍しく、少ない時でも数人、多い時は半分以上が寝てしまうことがあります。
寝ている受講者に何を話しかけても意味がありませんので、そういう環境にならないよう話しては日々工夫を求められます。
仲良くなった人には、なぜ眠くなってしまうの? と尋ねることはあるのですが、話に興味はあるし、聴こうと思ってはいると答えが返ってきます。となると、本人の興味以上に睡眠を生物学的本能として欲しているのだろうかと疑問を覚えます。
昨日の日経新聞・サイエンス面では、「レム睡眠、なぜ脳が活動?」という記事があり、目に留まりました。
結論から言えば、眠らずにいると病気になり死んでしまうことから生きるために睡眠が必要であることは間違いなさそうだと書かれています。
その睡眠にも、浅い眠りと言われる「レム睡眠」と、熟睡状態の「ノンレム睡眠」の2種類あるそうです。個人差はあるけれどレム睡眠の周期は90分なので、目覚まし時計などは90分の周期でセットするとスッキリ起きられるという話もあり、健康管理の視点で睡眠の管理は大切なようです。
この辺りまでは、過去に聞いたことがある方も少なくないと思いますが、記事の中で興味深かったのは、科学者たちは睡眠の基本的な問題に関して納得できる答えを見つけていないという前置きの上ではありますが、
レム睡眠が必要な理由として、「脳が情報を整理している」という説があり、睡眠を挟んで学習や運動をすると効果が高まる実験結果が多数出ているのだそうです。
昼食後のシエスタ(お昼寝)も、30分以内だと効果的だと言われていますが、眠りが深くなってしまう前に起きることで、睡眠による情報の整理といういいとこ取りができるのではないかとも感じました。
今日も、ランチの後、仮眠を取って午後の仕事に備えたいと思います。