高卒&無資格キャリア・コンサルタントの、じゅん です。

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キャリア・コンサルティングを行っていると、「安定志向」の方に出会います。先入観はいけないと思いながら、ご本人の主張を聴くのですが、これまでにであった安定志向の方は例外なく、仕事を通して自己実現をしたいのではなく、安定(していると思われる)職に就くことが目標になっている方です。

そういう方は、多くの場合不採用となります。

なぜでしょうか?

「安定」は自分の希望であって、採用側の希望ではないからです。

とても単純な理由です。

どんな仕事に就くにしても、自分の与えられたチャンスをどのように生かすのか、そして何を還元できるのか?
ようするに、どんな役に立てるのかを理解してもらえなければ、よほどの理由がない限り採用してはもらえません。

では、よほどの理由とは何でしょうか?

それは、多くの場合「すぐに採用しなければならない事情がある」ということです。
私の関係するIT業界では、来月からプロジェクトがスタートするのに、人数が足りない場合などでしょうか。契約上ではプロジェクトに何人参加させるかが明記されているため、何としてもそれまでに頭数をそろえなければならないのです。
そこでチャンスを得て、スキルアップできればいいのですが、特定派遣の場合によく見られるのはプロジェクトの満了とともに居場所がなくなるので退職を迫られるケースですね。
正社員にも安住の地はなく、市場価値を維持していなければ社会での居場所を失ってしまいます。だから、公務員を目指す方が多いのかもしれませんが。

キャリア・コンサルタントの立場から言わせていただくと、安定というのは結果としてついてくるものであって、自分から望むものではないということです。
「安定」の代名詞である公務員についても、「安定」が目的の応募者よりも、属する団体において何を成し遂げられるかがカギとなっているのは言うまでもありませんね。

最近の若年者支援では、当人たちは就職活動は大変だという幻想に悩まされ、親たちはいつか就職が決まると楽観視しているというよくない状態が多くみられます。

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