キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
私の復習と記憶の定着も兼ねて第9回の学科試験の振り返りをしています。
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出題範囲:
2 相談実施等に係る諸理論及び諸制度 – ②カウンセリングに関連する理論の理解
「不適切なもの」を選びます(下の数字1~4は、選択肢の番号です)
1 正しい
ロジャーズの理論では、クライエントが自ら持つ潜在的な力で治癒するよう支援します。
2 正しい
第一勢力が「精神分析学」、第二勢力が「行動主義心理学」、そして「人間性心理学」を第三勢力と呼ぶことがあります。
第三勢力と名付けたのは、ロジャーズではなく、マズロー(Maslow, A.H.)のようです。
3 不適切である (正解)
ロジャーズは、クライエントに対する「積極的尊重(受容)」が必要だという態度を示していますので、「強い関心によって支えられる」という表現は、不適切と判断しました。
4 正しい
クライエントとカウンセラーを、患者と医師のようなタテ関係ではなく、お互いを尊重したヨコ関係で捉えています。
この問題は、単に
ロジャーズ(Rogers, C.R.) の来談者中心理論を確認するだけでなく、
フロイト(Freud, S.)の精神分析や、
ワトソン(Watson, J.B) の行動主義心理学、そして、
第三勢力としてのマズロー(Maslow, A.H.)の欲求階層理論など、
知識の幅を広げて勉強するのにもってこいの出題といえますね
そして、幅広い知識で判断するため、私が読破した数冊の書籍だけでは足りませんでした。
今回は、書籍やwebを参考に、自分なりに噛み砕いて説明を加えました。
間違い、分かりづらい点などございましたら、ご指摘ください。