まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

「ゆとり世代」という言葉がすっかり定着し、何かにつけて「ゆとりだから仕方ない」という声も耳にします。当の本人たちも、「自分たちは、ゆとり世代だから」と言い訳の枕詞として使うこともあり、無責任を容認しているようでモヤっとすることがよくあります。

さて、昨日の日経新聞では、各国・地域の成人力を図る調査であるPIAAC(ピアック・Programme for the International Assessment of Adult Competencies)の結果について掲載されていました。
結果は、読解力と数的思考力で1位となったようですが、学習度到達調査(PISA)の上位常連国・地域が不参加ということを踏まえると予想通りであると述べられています。

このような国際的な調査で上位になると、日本のやり方は間違っていないと安心できる側面もありますが、世界の動きを先読みした改革も同時進行で行う必要があるのではないかと考えています。

昨日まで参加した実地研修で、障がい者が困らないようにという配慮を随所に感じる対応は、実は小学校や幼稚園の一斉教育(授業)からの改革が必要であることを示唆しているのではないかと感じています。

これはオマケのようなものですが、ナカバヤシさんが「きれいに書けるノート」というのを新発売するのだとか。
単純な横罫線の大学ノートと比べると、最近のノートはいろいろなアイデアを取り込んだ付加価値で勝負する時代になっています。
自分で管理できるのであれば、バインダー・ルーズリーフ形式の方が効率は良いのではないかと思いますが、特に小学校ではノートの指定があるなど制約が多いため、ちょっとした感覚の違いが障害(バリア)になってしまうことも多いのではないでしょうか。

教育の専門家ではありませんが、今後の人材育成につながるあれこれ考える良い機会となりました。