キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
先週末に受検したキャリア・コンサルティング技能検定のロールプレイでも、女性の仕事と子育ての両立に関する葛藤を感じられるケースが用意されていました。
今日は、昨日の日経新聞・経済教室面・時事解析から、「少子化と子育て支援③」に注目しました。
日本では、家事の負担が女性に偏っていることもあり、妊娠すると喜ぶよりも先に「仕事どうしよう」と悩む方が多いと耳にしたことがあります。
制度自体は、1992年から育児休業法(現在の、育児・介護休業法)で、職場での両立支援を整備する環境を考慮するようになりましたが、2012年度の女性の育児休業取得率が84%という値も、出産前に退職した場合は集計に含まれないなど公にされていない部分が見え隠れします。
参考までに、厚生労働省が発表した、平成23年度の育児休業取得率を見ると、男性の取得率は数%ということで、女性と比べかなりの開きがあります。日本の特徴がそのまま表れていますね。
最近では、結婚より先に妊娠するケースに対して社会的には容認される傾向がありますが、仕事を持つ女性にとっては、厳しい選択を迫られることになり、まだまだ途上の余地があるようです。