キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

最近、女性の働く場所をどのように整備することができるか?という視点で述べられている記事を多く目にするようになりました。

昨日の日経新聞・日曜日に考えるでは、「女性の活躍 どう推進」という見出しで政府の掲げた「女性の活躍」という成長戦略についてインタビュー記事が掲載されていました。

インタビューの中で興味深かった点をいくつか挙げたいと思うのですが、
帝人株式会社の大八木社長は、男性と同じように女性を扱う。具体的には、(採用ベースで)女性の母数をもっと増やして徹底して教育することを提案しています。現在は、女性の採用率は10%以下だそうですが、少数派を3割程度にならなければ社内に影響は及ぼせないという考えのようです。
さらに、働き方改革と、女性の活躍を同時に進めていく必要があるとも話しています。これまでの(例えば、上司より先に帰るのは失礼という概念を払しょくし)働き方に囚われず、理想的な仕事のやり方を工夫すべきと提言しています。

また、21世紀職業財団の岩田会長も、「残業が当たり前の日本の働き方は、専業主婦が男性のすべてをサポートすることで成立した」と変化の必要性を訴えています。

長年、社会は男性中心、女性は家庭でサポートという文化が続いていたので、急激な変化に社会が対応できていないように感じますが、一人ひとり、できることに取り組んで変化していかなければならないと強く感じました。

第10回 2級キャリアコンサルティング技能検定の合格発表まで
あと10日