キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

昨日の日経新聞に、初歩からの世界経済⑧として、タイトルの記事がありました。

若者の雇用が世界的に厳しいことが述べられていました。
日本では、全体の失業率が4.3%なのに対して、24歳以下(若年者)の失業率は6.6%と多くなっています。
他の国でも、多いのですが、
ドイツは、全体の失業率が5.4%なのに対して、若年者の失業率は7.7%。
アメリカで、全体の失業率が7.7%なのに対して、若年者の失業率は16.3%。
フランスは、全体の失業率が10.8%なのに対して、若年者の失業率は26.2%。
イタリアは、全体の失業率が11.6%なのに対して、若年者の失業率は37.8%。
スペインは、全体の失業率が26.3%なのに対して、若年者の失業率は55.7%
だそうです。

同じ記事によると、ヨーロッパにおいて本国で職に就けない高学歴の若者は、近隣の経済大国に移り住む傾向があるのだとか。
日本の6.6%だって、15人に一人は職に就けていないわけですが、スペインなどは2人に一人以上ですからね。陸続きの国だと当然の決断と言えるかもしれません。

日本において失業率の数字は、「仕事をしたくて就職活動をしているけれども、職にありつけない人」を指します。つまり、仕事がないだろうと最初からあきらめて活動していない人は失業者に含まれません
人口比も、中高年が多くなっていますので、若者たちはますます隅っこに追いやられてしまうのではないかと心配になります。

本国のこれからを担っていく若者たちに、希望をもってもらえるよう私たち大人ができることをもっと探していこうと思います。

キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技試験の申込締切まで
あと10日


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