キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
私は、普段ほとんどTVを観ないのですが、過去にハマったドラマで「医龍」というシリーズがありました。ドラマの中で、医療を技術で支える医師たちと、経営面を変えていこうとする医師たちの人間ドラマが描かれており、かなり引き込まれました。
昨日の日経新聞・総合面に、昨日の続きになりますが、「地方発 成長のヒント(2) 初めから世界」という記事が目に留まりました。
ドラマの中で、海外のVIPを治療や検査目的で日本に呼び込む「医療ツーリズム構想」というものが掲げられていましたが、まさに同じことを実践している医療機関のストーリーです。
記事の中で、『日本の企業経営者は「まずは国内、次に海外」と考えがちだが、初めからアジアを向いていた』と書かれていました。確かに、いきなり海外を視野に入れるよりも、まずは足元をしっかり固めてから拡大していこうと考えるのがセオリーなような気がしますが、この病院は沖縄県にあることから、東京よりも近い海外を視野に入れて成功を呼び込みました。
日本では当たり前の商品やサービスが海外では考えられもしないということはたくさんあるようで、日本流を知っているからこその成功が、海外で見られる機会が増えてくるかもしれません。
実際、(番組名を忘れてしまいましたが)深夜の番組で、ゲストに世界各国の外国人の方が座っていて日本文化にあれこれ指摘するような内容だったと思うのですが(真剣に観ていなかったので違ったらスミマセン)、ある方が「日本のホテルや旅館のサービスを知ってしまうと、よその国のホテルでは満足できない」と話していました。
なんでもかんでも日本流のサービスが良いとは思いませんが、日本独特の文化が海外でブレイクする可能性はたくさん秘めているように感じた記事でした。
記事の最後には、閉塞感の強い地方だからこそ世界をにらんだ大胆な戦略がとりやすい」と締めくくられていて納得しました。
第10回 2級キャリアコンサルティング技能検定の合格発表まで
あと1日