まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

昨日から明日まで、障がい者を対象にした職業指導を行う施設で研修を受けています。
私の職場では、健常者が対象なので、障がいをお持ちの方を担当することは珍しいのですが、それでも年に数人程度は障がいをお持ちの方を担当することがあります。

これまでもカウンセリングの研修は受けてきたのですが、今回は実際の現場に入っての実地研修ということもあり、講義中心で理論を学ぶのに比べ得られる情報量が圧倒的に多いです。

ありきたりのことではありますが、障がい者への対応で気づいたポイントについて挙げておきます。

1.誰でも(カウンセラ、教員など)同じ対応ができる
 24時間365日、一人で対応し続けることは不可能です。そこで、誰でも理解できるレベルの記録を残し、クライアントを困らせないようにします。
 少ない職員に負担が集中すると、寄り添った対応ができないだけでなく、トラブル(クレームや、相手を傷つけるなど)につながります。障がい者の困りごとを助けるには、余裕のある人員配置が必要だということを改めて感じました。

2.クライアントの細かな変化を見逃さない
 今日の研修で実際に目にしたことなのですが、障がい者のメモを見て、使っているペンの種類が変わっていることに気づいていました。
 筆跡が違う(字がきれいになっている)ことだけでなく、筆記具が変わっていることに気づくという観察力に脱帽でした。

3.肯定の反応(言葉、表情、態度)
 障がい者は、相対的にマイナスの対応・反応に触れることが多いので、こちらの反応を敏感に察知します。
 相手の良いところを見つけられるよう、日ごろからポジティブな意識をもって人と接することが大切なんだと改めて感じました。

明日も引き続き研修があるので、忘れないうちにこちらに書かせていただこうと思います。

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