キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
昨日の日経新聞で、興味深い記事がありましたので、ご紹介します。
総合1面の、記事でタイトルは、ビッグデータの活用について触れられているものなのですが、
読み進めていくと、ビッグデータの活用により、どのような社員が辞めやすいのか割り出すことができたと触れられていました。
一部抜粋しますと、
『評価の低い上司の下で働き、通勤距離が長い社員は辞めやすい』
のだそうです。
ということは、ある社員を辞めさせたいときは、リストラ部屋なんか用意しなくても、上のような部署に異動させれば、自主的に辞めるかもしれない、というか辞める可能性が高いということになります。
あからさまなリストラ部屋に移動して、企業に対して嫌悪感を抱いて辞めるより、
頼りない上司だけど、あの部署にはキミのような人間が必要なんだ
とかなんとか言って、本人のモチベーションが下がるのを待つ方が、心身ともに疲弊する前に、進路変更を考えてくれるかもしれません。
合理化が進むことで、人間の居場所がどんどん少なくなっているような気がします。
風を読んで、新たな居場所を見つける力が、これからの社会人には必須なのでしょう。
キャリア・コンサルティング技能検定 第9回 2級試験の合格発表まで、
あと5日