キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
昨日の続きです。
なぜ、第1回の問題を印刷しておくのか?
過去問題は、本番と同じ気持ちで臨む
ということが、短時間で成果を上げるためには必要です。
なぜ、一番新しい過去問題ではなく、第1回の試験問題なのか?
それは、過去問題の数に限りがあるからです
私が受検した、第9回を例にすると、
第1回、第3回、第5回、第7回の4回分しかありません
もう何十年も続いていて、やりきれないくらいの過去問題があれば気にしなくていいのですが、特に学科の過去問題をこなしていると、ある程度やれば問題を記憶してしまい、文章から正答を見つけるという思考をしなくなってしまうのです。
4回分しかない過去問題を何度か解くうちに、正答率は上がっていきます。それは当然のことです。じゃないと学習能力がゼロということになりますね
私は、最新の問題から(第7回→第5回→第3回→第1回)取り組んでしまったため、過去問題をやや無駄に使ってしまったと後悔したのです。
そこで、最新の問題に近いものほど、勉強の成果を試すものとして使う方が効率は良いと考えました。
もう一つの理由ですが、過去問題の中には
制度の廃止により、関連する出題がでないことがある
という点です。
例を挙げると、第3回試験の「問15」です。

(著作権の関係で、ここには載せません。協議会のHPからダウンロードお願いします)

ここでは「キャリアマトリックス」について出題されていますが、政治的判断により平成23年3月31日でサービスが終了しました。

つまり、この問題に限っていえば、思考して説く必要性はゼロです。
よって、仮に問題文を少し読んだだけで解答がわかってしまっても、本番で困ることはありません。

できるだけ思考して問題を解く
という作業を体に(実際には、脳に)覚え込ませてください。

その理由は、次回に書きたいと思います。