まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
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10年前と比べて、最近は一人で多くの仕事を抱えるようになり、加えてどこまで活用されるかわからない資料作成が増えたように感じます。
そんな中、働き方というか仕事に対するスタンスに変化がみられるようになりましたので、今日は職場でみられる働き方について書きたいと思います。
最近、朝礼で上司から話されることは、1に不祥事、2に問題意識、3,4がなくて、5に事故防止。冗談抜きにこんな状態です。
「1」の不祥事については、たとえ現場が回らなかったとしても、定められたルールに沿わない仕事の進め方はダメだと言います。
定められたルールが正しいかどうかは検討されず、定まっているルールに沿うことが強調されます。ちなみに、定まっているルールに沿っていても現場の仕事が滞った場合、とがめられるのは現場の職員です。
「2」の問題意識については、時代の変化に柔軟に対応するよう求められます。求職者の相談業務を担当していると、少子高齢化の影響で、若者の正規雇用自体が減っていたり、雇用条件が悪化しているわけですが、根本的な問題に目を向けるのではなく、職員全員が「1」で触れた不祥事を起こさないようにするために問題意識を持つことが大切なのだと感じます。
これは愚痴というよりは、日本の多くの場所で起きている根深い問題ではないかと感じています。近い概念として、大企業病が挙げられると考えます。
最後に、「5」の事故防止ですが、ようするに上司が尻拭いするような場面を作らないようにという考えです。ここ数年みられる傾向として、私は一切の責任をとりたくないので、何も決められませんと言われているような状態が挙げられます。
ようするに、結論を出してしまうと上司が責任をとらなければいけないため、結論や命令は一切ありません。しかし、日常業務は回さなければならないため、明確な指針の無いまま担当者の判断で処理され続けます。
もし、何か問題がおきたときは、担当者がとがめられ処分され、上司は管理不行き届きという軽い処分にとどまります。
上でも少し触れましたが、このような環境における中間管理職(管理職といっても人事権のない名ばかり管理職)の行動はどうでしょうか。
言葉では前向きな発言が目立ちますが、いざ新しい提案があると、「そんなことは聞いたことがない」とか、「前例がないのに誰が責任をとるんだ」と言います。後者は、まだ責任を取りたくないという本音が見えますが、前者だと新しい提案なのだから聞いたことがないのは当たり前のはずが、本音を隠した状態で前向きな提案がすべて却下されてしまうため、部下の士気も低下することになるでしょう。
あたかも、特定の職場で起きていることの暴露のごとく書きましたが、最近私が耳にする(それなりに大きな組織に良く見られる)事象を綴ってみました。
みなさんの職場は大丈夫でしょうか?
組織が大きいからと安心していても、その組織の根っこが枯れていくと、気づいた時には自分が頼る組織自体がなくなってしまうことにもなりかねませんので十分注意してください。
2級キャリア・コンサルティング技能検定(第12回)の合格発表まで、あと15日です!
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