まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
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今日は、あるwebサイトの記事から自分の考えを述べようと思っていたのですが、そこからリンクをたどるネット・サーフィンをした結果、以前から感じていた減点思考の弊害について書かせて頂くことにしました。
日本人に染みついている”減点思考”の弊害
こちらの記事を読ませていただき、私なりの考え方を述べることにします。
公務員の世界は減点方式なので、新しいことに挑戦して失敗すると減点。でも、決められたことを、決められた通りにこなせば減点はされない。
一方で、民間企業は、新しいことに挑戦し続けなければ経済活動が停滞、低下してしまうので、過去のやり方にとらわれず新しい発想で実績を積み上げていく。その結果が、加点として評価される。
民間企業、公務員ともに経験した私にしてみれば、どちらももっともな言い分です。最近では、大企業病と呼ばれる大企業の保守的思考が問題視されることもありますが、大きく外れているものではないと感じます。
しかし、上のリンクから記事を拝見したときに、そもそも日本人に染みついている減点思考という発見に衝撃を受けました。
確かに、どうすれば正解なのか(=100点に近づくのか)を子供のころから探しています。幼い子供にとっては、答えがある問題・課題であれば、大人の反応を見ながら答えに近づくことができるので良いかもしれません。しかし、最近のブログでも書きましたが、学習塾や予備校から目的とする大学に入るまでのレールが敷かれている子供たちには、社会人になるという行為は、生まれて初めてレールから外れて動かなければならない大きな壁となって立ちはだかります。
私は仕事上、若年者のクライアントと多く接しますが、自分の頭で考えるという経験が乏しいことに気付きます。それは20代の若者だからではなく、30代でも、40代でも、多くの場合答えを探しています。
その答えは、自分の考えや能力が中心になるのではなく、世論だったり、流行だったりするので、本人ができないことであることに気づかず(もしかすると考えもせず)、流されるがまま進路を決定します。
その結果は、自己矛盾を起こして挫折するか、心身の不調という形で表れることが多いように感じます。
昨日のブログで、自分を守るのは自分だと書きましたが、すべてが壊れてしまう前に目の前の問題から逃げだすことも必要です。しかし、どんな理由があるにせよ、逃げ出した後の選択肢は狭まるのだということも知っておく必要があるのではないかと思います。
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