キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

昨日の日経新聞、3面に「若者雇用 世界で深刻」という記事がありました。
2008年の世界同時不況(リーマンショック)語の長期低迷を抜け出したが、企業のコスト削減に伴う雇用形態の不安定さが構造的な失業を招いていると述べられています。

国際労働機関(ILO)のまとめでは、全年齢の失業率が6%なのに対して、若年者(15~24歳)の失業率は12.6%です。この数値は、景気の回復とともに改善されるどころか、逆に悪化しています。

日経新聞の同じ面には、「日本、就職意欲は2年連続改善」とありますが続けて「採用意欲には濃淡」とも書かれています。
記事を読み進めていきますと、リクルートホールディングスが4月に発表した2014年春卒業生(大学・大学院)の求人倍率は1.28倍となっています。リーマン・ショック前の2.14倍から比べると低くなっていますが、私の職場を管轄するハローワークが発表する有効求人倍率が0.5倍を切っている現状と比べれば、学生向けの労働市場はかなり開かれているように感じます。

また国際競争の激化に伴い、企業は海外に人材を求めるようになってきました。何も真新しいことではなく、何年も前から、合同企業説明会で「外国籍の学生を受け入れる」という欄が設けられています。
外国籍の学生(留学生)を受け入れるメリットとしては、最低でもバイリンガル(英語が多いが、母国語が違う場合は3か国語以上話せる学生も珍しくない)であること、外国での就職なので目的意識が強いことなど、今の日本人の若者との差が目立ってしまいます。

先日録画した、ワールドビジネスサテライトを先ほど観ましたが、親の過干渉は子供の自立を妨げます
情報が氾濫しているので、情報提供をしてあげることは大切ですが、決断は本人がするもであるということを忘れてはいけないと改めて感じました。

キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技(論述)試験まで、
あと35日