キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
時期的には、採用の内定・内々定が出始め、ひと段落したところではありますが、好景気の流れで当初予定していた採用枠が埋まらないため、夏休み前に採用活動が再び活発化しています。
そんな中、昨日の日経新聞・教育面で「先生も勧める模擬テスト 学力伝わる新しい入試を」という記事に注目しました。
記事の中では、中学3年生の生徒に対して、中学校の先生が参加を勧めていたことに触れられています。
20年前、「脱偏差値宣言」がきっかけとなり、表向き偏差値が使用されなくなりました。
実際に、中学生がどうやって高校を選ぶか聴いてみると、「バレーボール部が全国大会に出たので自分も目指したい」から(男子)、「国公立大への進学率がいい」から(男子)、に交じって、「制服がかわいい」から(女子)とか、「観に行った文化祭が盛り上がっていた」から(男子)という選び方もあるようです。
公立高校も、全県(全都)一律ではなく、独自問題を取り入れる学校が増えています。これにより、ルールが複雑になりすぎて分からないという意見もあるようですが、25年前に私が高校受験したころと比べ、実際に高校を見学する比率は増えているというか、最近では見学しないで受験すること自体が珍しいとも言われました。
内申点(通知表の9教科または5教科合計)や、業者テストの偏差値で高校を決める時代と比べたら、少しは進路について子供たちなりに考えているのだと感じました。
16歳で公認会計士に合格する日どもが現れる時代ですから、やりたいことを見つけ、そこに向かって突っ走ることが、昔と比べたら許容されやすい時代なのかもしれません。
私も、早い段階でやりたいことに突っ走るのは賛成です。
もし、15歳で医者をめざし、20歳であきらめたとしても、製薬会社や看護師など、医療関係の別の道に進路変更することはできるからです。
なので、失敗を恐れず、やりたいことに向かって迷わず進めるよう、支援してあげられる環境を整えることが私たち親世代にできることなのではないか、と強く感じました。
あと12日
