キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
夏休み中は、大学・高校のオープンキャンパスが盛況で、電車の吊り広告に占める学校の割合が増えています。
昨日の日経新聞・教育面では、「オープンキャンパス ミスマッチ解消の契機に」という記事で、高校生の体験が載せられていました。
高校1年生の夏といえば、ようやく受験勉強から解放された最初の夏休みですから、本音は大学受験のことなど考えたくないのだと思いますが、学校から最低2校のオープンキャンパスに参加しリポートを提出しなければならないようで、義務感でキャンパス巡りをしたという女子の様子が書かれていました。
一方で高校2年生女子は、公開実習に参加したことで志望学部を変更するなど、具体的な受験へのイメージを作り上げたようです。今から20年以上前には、大学のオープンキャンパスは活発ではなく、大学の敷地内に入ることと言えば学園祭に遊びに行く程度でしたが、私の学年が大学受験者数のピークだったので、そこからの大学は生き残りをかけてブランド力を磨いたり、応募者獲得を積極的に行うようになりました。
今では、大学全入時代になり、高校生たちは(学費面を考慮しなければ)どこかしら大学に入学することは可能です。だからこそ、簡単に考えるのではなく、自分なりに考えて悩んで、自己実現の場所として大学を選んでもらいたいと願います。
目的がないまま、周りに流されて大学を選んでしまうと、学費もそうですが(最低)4年間が無駄になってしまいます。そうならないよう、受験が現実のものとなるよりも余裕をもって少しずつ具体的なものへと変えていってもらいたいと思います。
第10回 2級キャリアコンサルティング技能検定の合格発表まで
あと9日