キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
5/23(木)から経済教室面で「65歳まで雇用と企業」という記事が掲載されています。
年金開始が引き上げられることに伴い、高齢者雇用安定法が改正されました。
これにより、企業の定める定年は、60歳を下回ることができないと定められています。
まず、5/23(木)の記事で興味深かったのは、「勤務状況が著しく悪いなど就業規則が定める解雇や退職の理由にあたる場合には継続雇用する必要がない」というこです。
この基準の線引きがどこになるのか、どのくらいの勤務態度ならば継続雇用しなくてよいのか、客観的な基準が見えてきません。
次に、5/24(金)の記事では、人口の少子高齢化が進む見通しなので、労働力人口の減少を小さく抑える狙いがあると述べられています。
確かに、人口が減っていますし、労働力人口も減っていくので、この視点も大切だとは思いますが、若年者の労働機会を奪うことにつながらないかと心配になります。
現時点で、日本のキャリア・コンサルティングが形骸化している組織も多いのではないかと思うのですが、労働者にとって必要な支援をきちんと導入していかなければ、結果的に企業も伸び悩むことになるでしょう。
さて、いよいよ試験まで1か月を切りました。
本日より、論述試験の勉強を再開します!
キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技(論述)試験まで、
あと29日
