キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
就活のの指導をしていて、「自分」という商品をいかに上手に「企業」へアピールできるか?
いわゆる、プレゼンテーション能力が問われるという話をよく耳にします。
昨日のWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)では、メルセデス・ベンツの新製品発表会の裏側でPRを専門とする会社がサポートしていることについて触れられていました。
PR会社は、ただプロデュースするだけでなく、幹部社員のパブリックスピーキングに特化したリーダーシップコミュニケーションプログラムも展開しているようで、調べたところ
・年間プログラム 500~2000万円
・半日集中プログラム 150万円から
どちらも、事前調査や分析費用を含むそうですが、個別指導だけあって高価ですね。
集合研修プログラムだと、60万円からだそうで、こちらなら比較的ハードルが低いかもしれません。
やはり一企業のトップに特化したサービスとなると、提供する側も準備が大変だと思いますし、結果がでなければ悪い評判があっという間に広がるというリスクもあります。
私は、企業・組織のトップに限らず、人の前で説明をするすべての人がきちんと教育されるべきものだと感じています。
日本はハイコンテクスト文化と言われています。
つまり、コミュニケーション基盤である、言語・価値観などが共有されている文化ということです。
日本では空気を読むことが必要だというのは日本で生まれ育った人ならば多くの人が理解できることだと思うのですが、空気を読んで相手や集団が望んでいることを読み取る能力が高い方がコミュニケーションが成立しやすいのです。
一方で、欧米のローコンテクスト文化では、話して伝えてなんぼの世界です。
話の文脈から推測できない人が悪いのではなく、推測しなければいけないような話をする側が悪いという文化です。
日本という島から海を渡っていくためには、多くのことを乗り越えなくてはいけないようですね。
第10回 2級キャリアコンサルティング技能検定の合格発表まで
あと5日