まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

昨日は、以前クライアントがお世話になった企業へあいさつに伺ってきました。
その中で、景気の上向きがどの程度採用活動に反映しているかという話をすることができました。
話の中で感じたこととして、中小企業には一から人材を育てるほどの体力までには回復しておらず、ある程度素質が見える人材や、他者で成果を上げた人材を引き抜きたいという想いが見え隠れしていました。
とっても都合がいい話だと思いつつ、都合よく考えなければ厳しい現実があるのでしょう。

社会貢献も大事ですが、自分の会社が存続できなければ意味がありません。
そこまでの余裕は、この先生まれないのではないか?という危機感も感じます。

一方で、少子高齢化が進んだことで、公共で建設しまくった箱モノの有効利用を考えなければいけないという話も出てきました。特に学校などの施設がたくさん遊んでいます。
この辺りは、頭の固い役所の重い腰を、魅力的なアイデアの提供をもって動かすという「民」の行動力がどこまで影響を与えられるのか、そんな期待をしています。

関連する記事として、昨日の日経新聞では、「転職求人数 9月25%増加」という見出しで、中途採用の求人数が増えていることを示しています。

働いている人たちは、定年まで安定できるなどとは思っておらず、いつでも勝負できるよう自分を磨いておきたいという気持ちが表れているのかもしれません。