キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
本日は、昨日の日経新聞1面「ネット 人類 未来 データ、21世紀の新資源」という記事に注目しました。
私はもともとIT関連の企業に勤めていましたので、IT業界のニュースに関してはアンテナを張るようにしていますが、最近の流行といえば「ビッグデータ」です。
簡単にまとめると、ビッグデータとは個人や企業が生み出すデータをソフトウェアによって分析し、利益につなげようとする技術です。
今年の3月、Linuxの開発にでディレクタを務めた方の講演で、現在の株式市場は人間の判断ではなく、プログラムの性能が利益を左右していると話されました。
個人では利益を上げることができないというのではなく、利益率を上げようと考えたら人間の判断では遅いということです。
ここ1か月、株価の乱高下がありますが、あれもまさに利益確定する判断したプログラムが一気に株を放出し、その流れにつられた別のプログラムが同様の動きを繰り返したからだという説があります。
人間の場合、感情というやっかいなものがあるため、株価が一気に下落したとしても、すぐに利益確定の売りに走れるか?というと躊躇してしまう人だっているわけです。
そこをプログラム化された判断にゆだねると、しきい値によって判断してくれるため計算通りの動きで売買を繰り返すことになります。
私は経済の専門家ではないので、この話を100%鵜呑みにするわけではないのですが、複数の専門家からの話をまとめると、外れていないと感じます。
コンピュータの性能が向上し、多くの分析がなされていると、いずれは生まれたときに遺伝子情報から最適な進路を決定するような時代が来るかも知れないと述べている記事をwebで見たことがあります。
本人が自身の適性を判断できないような時代がくると、自分の人生すらプログラムの判断にゆだねる時代が来てしまうかもしれません。
これこそ、映画マトリックスの世界ですね。
さて、私は自分の人生を切り開くために、これから論述試験の勉強をしたいと思います。
受検される方、いっしょに頑張りましょう!
