キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。


昨日の日経新聞、総合2面で「中途採用 広がる活況」というタイトルの記事がありました。
中途採用の求人数が、建設・不動産、IT、金融関連など幅広い分野で伸びているようです。
人材サービス大手のインテリジェンスが発表した4月の求人件数は、前年同月比で22%増加しています。
理由の一つは、消費税率引き上げ前の駆け込み需要を見込んだ採用増です。
建設会社の中には、前年より8倍程度の59人を中途で採用したようですが、そのうち半数程度は契約社員を正社員へと登用したと書かれていました。
もう一つ、関連記事として
「前向き転職目立つ 企業も直接雇用増やす」という記事がありました。
その中で、規制強化のたびに対応を迫られる人材派遣を敬遠し、正社員や契約社員として直接雇用する企業が増加していると書かれていました。
大手百貨店では、正社員は売り場に1,2人程度であとは契約社員かメーカー派遣という状態が多いと耳にしていましたが、契約社員のやる気を高めるため正社員に登用する門戸を広げているそうです。
具体的には、従来は正社員登用試験の受験資格が勤続5年以上だってものを、1年ないし2年短くしているのだとか。
正社員がいつまで安泰なのかという疑問は常に付きまといますが、契約社員として長年貢献していても評価されない状態と比べればモチベーションは高くなるのでしょうね。
根本的な解決策ではありませんが、環境が改善されていることは歓迎できます。

キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技(論述)試験まで、
あと39日