キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
本日は、昨日の日経新聞、総合面から「中国、大学内定率が悪化」という記事に注目しました。
背景には、最近10年間で大学などへの進学率が3.3倍に膨らんだが、学生が希望する職種が少ないことが影響しているそうです。
2003年の大学(短大、高専を含む)卒業者は、約200万人だったのですが、2013年は700万人に届こうかという勢いです。
グラフを見ると、2009年くらいまでの勢いよりは落ち着いているものの、まだまだ増えて行きそうな様子がうかがえます。
この記事の興味深い点は、『このまま内定率が上がらなければ、就職できない大学生らが共産党体制に不満を持ち、社会不安が急速に高まる恐れもある』と綴られているところです。
日本では、景気が悪くなっても、暴動には発展しませんが、中国では暴動につながることが予測されるということ、
さらに、『国有企業に「社会的な責任を積極的な果たす」ために大卒者の採用を拡大するよう要求した』という締めくくりから、お上の命令が強く影響することが見て取れます。
日本の若者は、就職が決まらなくて、うつ病になったりするケースがあるのに、中国では政府(またはほかの何かに対して)批判をして発散させているのですね。
文化の違いという言葉では括れない何かを感じます。
国ごとに状況は違うのでしょうが、雇用も5年先、10年先まで計画的に考えていただきたいものです。
キャリア・コンサルティング技能検定 第10回 2級実技(論述)試験まで、
あと9日

いよいよ来週末!
寝不足ですが、頑張ります!
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