まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
今朝、別途でYahoo!のニュース記事を読んでいたら、関連する記事ということで
毎日新聞の特集「大学3年生の就活解禁 「ブラック企業」を見抜く方法」という記事へのリンクを見かけました。
こちらにもリンクを張りたいのですが、どうやらYahoo!ヘッドラインより直接クリックしないとみられないようですので、検索してみてください。
(毎日新聞のログインIDをお持ちの方であれば見られるかもしれません)
記事からの引用はしませんが、記事を読んで感じたことを列挙すると、、、
1.「正社員」という雇用形態に惑わされないこと
2.10年後のキャリアパスを考えて就職活動すること
3.目先の利益ではなく、20年後の自分の価値を考えること
他にもあるかもしれませんが、ようするに、
1.アピールできるスキルが身につかない使い捨て型正社員になるくらいならば、アルバイトや契約社員から這い上がって自分のポジションを作ったほうがよい
2.その企業に勤めた10年後の自分がどうなっているか(輝いているか、疲れているか等)をよく思いめぐらせてから入社したほうがよい
3.現役で大学卒業した22歳と仮定すると、42歳です。そのときの生活に必要な糧(収入だけでなく、スキルなど人間としての価値)を身に着けることが可能な環境かよく考えたほうがよい
→ そのときに結婚していれば、子供の養育費なども考慮しなければなりません
という先の先まで検討したうえで企業へ応募しているのか、もう一度自分の覚悟を分析してみてください。
腕利きの不動産屋がこんなことを言っていました。
「素人は、モデルハウスの作られたレイアウトに騙されてしまうが、プロは図面(不動産広告)を見れば状態を想像することができる」
これを就職活動に置き換えてみましょう。
「自分から情報集集をしない就活生は、魅力的なポイントだけを見て判断してしまうが、プロ(キャリア・コンサルタントや求人開拓担当など)は、求人票からある程度ネガティブな要素を把握している」
日ごろ、キャリア・カウンセリングを行っていても、なぜブラックと思われる企業に希望して挑んでいくのか不思議に思うことがあります。
ある意味、求人担当者の思う壺なわけですが、就活生の心理をよく把握しているのだと感心します。
本日は、これから障がい者雇用に関する講演を聴きに出かけてきます。
日々の積み重ねがキャリア・コンサルタントとしての能力を積み重ねていきますので、試験前ですが手を抜かずに頑張ってきます。
第11回 キャアリ・コンサルティング技能検定(2級)の学科および論述試験まで、
あと5日です