キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
本日は、昨日の日経新聞、企業面の「ネット炎上予防 学生らに指南」という記事に注目しました。
記事の中では、ネットトラブル対策を行っている企業が、学生や教職員向けにインターネット上で日品が集中する、いわゆる「炎上」の予防や対処方法を指南するサービスを開始することについて触れられていました。
これまでも、Twitter上で勤務先・アルバイト先に有名人が訪れたことを書き込んだり、中には写真をアップロードしたりということから、プライバシーを侵害した学生や学校を特定し非難の的とする「炎上」がたびたび起きてきました。
私がインターネットでのweb閲覧を開始したのは今から20年以上前ですから、現在の大学生たちにとってインターネットは生まれたときに既に存在していたものということになります。
社会人になりたての20年前は、低速な固定回線の通信コストに月あたり数万円程度かかっていましたが、今では高速な光回線のコストが月あたり5000円程度で提供されています。
電車の中をぐるり見回すと、フィーチャーフォン(いわゆる「ガラケー」)の人よりもスマートフォンを持っている比率が高いですし、小学生がスマートフォンを持っている姿も珍しくありません。
そんな中で、人間社会でのマナーを身に着けていない子供たちが、サイバー社会で世界中とつながることの危険性を社会がきちんと認識していないことを理解しなければなりません。
特に、SNS(facebookやTwitter、mixiなど)で、公開範囲を狭めずにプライベートな情報を公開している人たちが目立ちます。
就職活動でもSNSを活用する動きが出ている中で、キャリア教育を低年齢から実施することと併せて、サイバー社会でのマナーについても低年齢から徹底的に実施するよう動き出さなければいけない時期に差し掛かっていると感じた記事でした。
