キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
夏休みの旅行中に、ANAの飛行機に乗りました。ANAに乗るとき密かな楽しみが「全日空寄席」なのですが、8月は落語で「育ジイ」というタイトルで、仕事をリタイヤした(?)祖父が孫の世話をするというテーマでの近代落語です。
落語のネタになるくらいですから、イクメンという言葉もずいぶん一般的になってきたということでしょぅか。
昨日の日経新聞夕刊・生活・ひと面では、「職場で家庭で イクメン奮闘」という記事がありました。
共働き家庭の増加に伴い、子供たちをいかに協力して育てるかというのは外せないテーマといえます。
記事の中では、朝は夫が事業所内の託児所に子供を連れて行き、夕方仕事が終わったら妻が迎えに行くという役割分担をしている方の話が載せられています。
しかし、奥様も仕事が忙しい時期は定時であがれないこともあるようで、そのあたりは臨機応変に旦那様がお迎えにいくそうです。
さて、保育園や託児所のお迎え時刻は、遅くても19時まで。一般的には18時~18時半です。職場内の託児所ならば10分くらいで行けるのでしょうが、それでもほぼ定時で退社しなければお迎え時刻には間に合いません。
日本の社会人は、2時間程度の残業が盛り込まれた環境で仕事をしている方が多いように感じます。つまり、定時が18時ならば、職場を出る平均的な時間は20時ころ。
では、緊急な仕事があるのかといえば、時間外はコミュニケーションのための時間となることも少なくないように感じます。(仕事の後の一杯まで含めて)
何でも合理的にすればいいというわけではありませんが、子供を(それも幼い子供を)育てる期間というのは人生において1/10程度なんですから、2度と戻らない貴重な時間を悔いのないよう過ごすためにも、自分の(そして職場の)仕事を合理的に捉えてみても良いのではないかと感じるのでした。
第10回 2級キャリアコンサルティング技能検定の合格発表まで
あと7日