まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

子供に過干渉な親が増えている一方で、放置というか無関心な親も増えています。
子育てに正解はありませんので(というか成人したときの姿で正解か否かが問われるわけで)、何かと頭を悩ませることが多いですね。

昨日の日経新聞・M&I面では、「子ども用電子マネー広がる」という見出しで、親のクレジットカードから引き落とされる子ども向け電子マネーのサービスが始まるのだそうです。
おサイフケータイ対応アプリを利用するようですが、3時間ごとに子どもの利用金額が親のメールアドレスに送られてくるなど、無駄遣いし過ぎないよう監視できる仕組みになっているのだとか。

さて、この記事を読んで感じたことを率直に書きます。
最初のうちは、1日8回送られてくるメールに目を配り、無駄遣いの無いよう気にするかもしれませんが、それはいつまで続くのでしょうか?
私の経験では、せいぜい半年くらいだろうと考えています。必要に応じてその都度現金を渡せない状況なのですから、共働きだったり祖父母の介護があったり、それなりに忙しい方が利用するサービスだと思うのです。よって、慌ただしい日常に忙殺され、小遣いの監視は長続きしないと推測します。

さらに、(関東在住なので)SuicaやPASMOの普及により、子供たちも自分のICカードを持参するようになりました。習い事で電車やバスなどを利用する場合は、現金を持たせなくてよいからと安心感もありICカードを利用させます。
確かに、キップ売り場に並んで料金を調べて購入するという手間はなくなりますが、自分の知らない地域に出かけたときにキップを購入できない中学生が増えているという話を耳にして驚いたことがありました。
この話を耳にしたのは今から5年ほど前ですが、その直後から子供のSuicaを回収し、その都度キップを購入させるようにしました。

普段よく利用する路線は料金を覚えるようになりましたので、行動と費用の関係がある程度は頭の中に入ってくれたのだと思います。
正月の初詣で、川崎大師に向かったとき、同じようにキップを購入させたのですが、駅名のボードから乗り換えの(京浜急行大師線)駅名を見つけられず時間がかかりました。結局、アナログなボードからは探し当てることができなかったのですが、最新の券売機には「50音順で検索」というメニューがあるらしく、券売機で検索して目的地(川崎大師駅)までのキップを購入することができました。

子どもに限らず、困ったときは頭を使って乗り切ろうとしますので、いかに安全な環境下で困らせられるかが思考を鍛えることにつながるのかもしれません。

平成25年度(後期) キャリア・コンサルティング技能検定の申し込み開始まで、
あと6日