キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
昨日は、2週間前から決めていた、同じチームのメンバと会食をしてきました。
4月からスタートした新プロジェクトの進捗も、それなりに成果が出ており、楽しい時間を過ごすことができました。
そんな中、クライアント全員の成果が出ているわけではなく、成果がでなくて悩んでいる方について話が及びました。
どういうクライアントは、早く就職できるのか?
どういうクライアントは、なかなか就職できないのか?
ベタな話になってしまうのですが、
・自己分析をして、自分のやりたいこと、または自分の得意なことを知っている
・業界研究をして、就職したい業界が求めている人材像を知っている
・企業研究をして、より自分を必要としている企業を応募する
早い時間で就職が決まる人たちというのは、これらの基本に対して忠実に動いていました。
裏を返せば、なかなか就職できない人たちというのは、どれかができていないか、どこかで止まっている可能性が高いのです。
クライアントは、就職活動のプロではありませんので、主観的には見えてこない部分もたくさんあります。そんな中で、カウンセラーに対して自己開示したり、企業の面接官に対して自己表現をするという人間関係を構築する上で大切なコミュニケーション能力が必要となってくるわけです。
一時期、コミュニケーション能力至上主義みたいな考え方がありましたが、自身の特性を理解したうえで、それを伝えるためにコミュニケーション能力が必要なのであって、自分の芯がブレている状態で小手先のテクニックに頼っても成果は出ません。
特に、口では「もう自分の希望はどうでもいいので、就職できることろを探してください」という場合、本心とは違う言葉を発していることが多く、結果として長続きしない仕事に就いてしまいます。
日本では、短いキャリアが連続することは、傷とみなされることが多いので、慎重かつ前向きに取り組んでいただきたいと願います。
もちろん、ネガティブになっているクライアントの心を開いて前向きにするという努力は怠ってはいけないと思っています。