キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

クライアントと話していると、思わずこう言いたくなるケースが最近目立ちます。
昨日のblogにも書きましたが、主体的に就職活動をしているか、ただなんとなく就職活動をしているか、この違いが面談の中で顕著に表れるんですね。

Amebloのチェックをしていたら、ダメな履歴書に共通することはという記事へのリンクを見つけました。書いてあることは基本的なことなのですが、基本ができていない=本人の意識が低いと私は考えます。

就職活動というのは、終身雇用がなくなったとはいえ、企業のやり方にもよりますが、採用活動だけで軽く数百万円かかるものですから、そのコストをかけられているということを真剣に考えていただきたいところです。

とはいえ、実際、実技(面接)試験の相談者役だって、そんな感じですよね。
試験なので、意図的に相談者役として組み立てているのでしょうが、実際の面談の場面は、20分という制限時間がないだけで、もっと現実的な悩みを抱えている方が多いです。

悩んでいる方は、いま何に困っているのか?
この質問が解決すると、多くの場合前に進めるのではないかと考えています。

しかし、応募書類をきちんとそろえることができない学生たちは、口では内定を得られないことに不安を感じていると言いますが、実際には実家暮らしであったり、アルバイトによる目先の収入で十分と考えているなど、本人が困っていないケースが多いです。

そういうときは、まず自分の人生であることに気づいてもらえるよう、話の方向性を変える必要があるのかもしれません。