キャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。

キャリア関連の仕事をしていてよく感じるのは、クライアントごとの温度差です。
早い段階で決まる方は、その時点で自己理解、仕事理解、適性の把握、そして業界動向から、求められる人材像など、きちんと研究していらっしゃいます。
一方で、なかなか決まらない方は、上に書いた流れのどこかで止まっているか、飛ばしていることが多いように感じます。

昨日の日経新聞スポーツ面で、『「自分」は自ら売り込む』という記事があり、目に留まりました。
この記事で取り上げられている選手は、大学卒業後にJリーグへ進むことができませんでしたが、J2を2チーム経験し、ヨーロッパへ渡っています。
そのときの売り込み方がなんとも勉強になりました。「J2時代に出場した全試合を録画しておき、9分ほどにまとめ映像をユーチューブにアップした」そうです。その結果、ラトビアのプロチームとの契約に至ったとのことです。

海外でプレーするという考えは、トップレベルの選手に限られたことではなく、可能性は誰もが持っていることを自ら証明しています。
就職活動は、自分という商品を自ら売って歩くわけで、この姿勢はプロスポーツ選手ならずとも見習うべきだと感じました。

ある方に、転職は給料をふっかけるチャンスでもあると言われたことを思い出しました。
最近、足踏み気味だったので、もう少し上を向いて歩いて行かねばと背中を押す記事でした。