まだキャリアコンサルティング技能士(2級)を目指している、じゅん です。
この夏は、TwitterやSNSなどで若者の蛮行が晒されるという出来事が相次ぎました。
晒されるというか、自分から晒しているわけなのですが、若者の軽はずみな投稿が企業の大問題へと発展しています。
昨日の日経新聞・社会面では、『悪ふざけ投稿「もうやめて」企業、損害賠償請求の構えも』という記事が目を引きました。
記事の中では、悪ふざけ投稿の事例が一覧になっていますが、いわゆる「炎上」に関してアンテナを張っている私にとっては真新しい情報はありませんでした。それよりも、なぜ「炎上」してしまうほどの投稿へとエスカレートしてしまうのか? が気になります。
ある私立大学のイベントサークルでは、Twitterに投稿するネタを出し合っていることが紹介されていました。
目を引く画像を載せる(投稿する)ことで知人の返信が増える。
転送されるうちに見知らぬ人からも反応が出てくる。
自分が認められた気がして、どんどん投稿したくなる。
→ やり過ぎてしまう
こんな流れが見えてきます。
確かに、子供の頃からストレスを抱えることが多い時代ですから、私たちが育った時代と比べて承認欲求が強いのかもしれません。
一方で、サイバー世界が拡充するにつれて、人との関わりが薄くなってしまい、善悪の基準を判断できない大人が増えてきています。
幼い頃から周りと横並びの生活をしてきた影響なのでしょうか、自分で考えて何かをするという感覚が育たないまま成人し、面白いことをしようと思ったら、なぜだか大ごとになってしまったというのが本人の感覚なのかもしれません。
キャリア、マナー、接遇に対する投資意欲は思いのほか低く、子どものころに、人の気持ちを考えたり、人に見られるという意識づけをきちんと教えられる人材が不足しているように感じます。
日本人の行動が世界で評価されているうちに、修正していきたいものですね。
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